【お知らせ】
いつも大変お世話になっております。
初級クラス以上の稽古の前後に子供たちに話をすることがありますが、それには理由があります。
“子どもの心を成長させるため”です。
世界経済フォーラムで2020年以降我々が必要とされるスキルTOP10にEQが入ったそうです。
EQとは;心の知能のことをいい、仕事や人間関係において「感情をうまく管理し、利用する能力」であるとされていて、
「EQ」を高める7つの具体的な方法(EQを高めるコツ|低い人の特徴と具体的な改善方法【心の知能指数】 | みんなのキャリア相談室 (agent-network.comより抜粋)もあったので掲載します。
① 聴く姿勢を意識する
② 相手の良い部分を認める習慣を持つ
③ 1日の行動と感情を書き出す
④ 噓をつかない
⑤ 感謝したことを思い出す
⑥ 幸せを感じるモノ/コトに触れる
⑦ 許しが「人間的な成長」につながることを理解する
道場での話の中には、7つの項目すべてが網羅されています。
まず、➀の聞く姿勢を意識させていますし、②はプライズシールや発表でチームリーダーシップ5カ条や道場訓を意識して頑張っていた子などを発表し合ったりしています。
また、③~⑦については空手ノートの活用や話の中で都度必要と思うことを子どもたちに伝えています。
私はこどもたちに空手を通じて、礼儀作法や精神的強さ(勇気・忍耐力・思いやり・優しさなど)を学んでもらい、大人になったときに活かしてもらえたらいいな思っていますので、今後も稽古のほかに話の時間も大切にしたいと考えています。
最近では入場制限があり、保護者の方にこどもたちの様子などを見ていただく機会があまりありません。
そこで【成人館通信】として時折、子供たちにした話などをお送りすることにしました。
この手法は学校の先生でも使ってる方がおられます。
心も筋トレと同じ、繰り返し鍛えることで成長するそうです。なにもせずに成長するなら、全員が聖人君主のような人になるはずと聞いたことがあります。
こどもは複数回話を聞くことで心に残り学び、日々の生活に生かされたり、理解が深まります。
子どもたちの将来のために、各ご家庭でもお時間ある時に子どもとのコミュニケーションの話のタネとして通信でお伝えする内容を活用いただけたら幸いです。
また私の言葉が難しく小さい子は理解できてない場合などもあると思いますので、かみ砕いてお伝えいただきたいです。
キッズクラスの子は稽古や心のコップカードを通してまず心のコップを上向きにする作業をして話を聞ける状態を作っていきます。
最後に最近道場でした話を共有します。なにか子どもたちの変化だったり、こんな会話があったなどあればたまに田村までご一報いただけたら嬉しいです。